シミやシワを作らない!日焼けした日に行う7つのレスキューケア

照りつける日差し、まぶしい太陽、特に初夏から真夏を迎えて秋口まで、女性にとって一番の大敵は、紫外線です。
日焼け止めをしっかり塗っていたつもりが赤くなった、汗をかいたり海で遊んで塗りなおすのを忘れた、などうっかり日焼けをしてしまった経験がある人は多いのではないでしょう。うっかりミスは10年後や20年後、シミやしわ、たるみとなってツケが回ってきてしまいます。そのツケを解消するために、日焼けをしてしまったその時の”7つのレスキューケア”についてご紹介します。
この記事の目次
1.日焼けした部分を冷やして炎症を抑える
日焼けをしてしまったとき、「真っ赤になる」「ヒリヒリする」というのは、お肌が炎症を起こしているからです。わかりやすくいうと、軽いやけどのような状態なのです。腕や足などに火傷を負った場合、必ずすぐに流水や氷などで冷やしますよね。日焼けをしてしまった場合も、できる限り早く冷やすことが大切です。日焼けした直後が難しければ、自宅に帰ってすぐでも、その日の夜でも構いません。できる限り当日中にケアをしてあげましょう。冷やす方法は、冷たい水や氷水を含ませて絞ったタオルや、保冷剤をハンカチなどで包んで患部に当てるのが良いでしょう。最近では、急速に冷却してくれるスプレーやほてりを鎮めてくれるローションもあるので常備しておくと安心です。
一番大切なことは、とにかく早く冷やすことです。
2.お風呂は水がぬるま湯で入る
日焼けした夏の日は、汗をたくさんかいているのでシャワーやお風呂に入るものですよね。でも、そのお湯の温度に要注意です。軽いとはいえ火傷を起こして炎症を生じているお肌にお風呂の熱いお湯はさらに炎症をひどくしてしまいます。温度設定は水かぬるま湯にしておくのがベターです。
日焼けしていない箇所に水やお湯をかけてみて、十分低い温度かどうか確認しましょう。そして日焼けしている箇所へかけてみて、温度を熱いと感じれば炎症へ悪影響があるので、さらに温度を調節することが大切です。特にお風呂のお湯は、想像以上に熱く感じるものなので注意しましょう。
3.ナイロンタオルでのゴシゴシ洗いは禁止
日焼けのヒリヒリを我慢して、ナイロンタオルや固いスポンジでゴシゴシこすってしまうと、炎症がさらに悪化し痛みが増してしまいます。
水やお湯で体を流すだけでも汚れの大半は落ちますが、どうしても石けんやボディソープで洗いたい場合は、泡を手にとって洗うようにしましょう。あるいは、綿や絹などの柔らかい素材で肌に負担のかからないもので優しく洗うのも良いでしょう。お顔の場合は、メイク落としなどの必要があるため、できれば低刺激性でこする必要のないミルククレンジングやジェルクレンジングなどで優しくいたわって洗い、しっかりとすすぎましょう。
4.必ず保湿も念入りにしてあげる
日焼けをした肌は水分不足でカラカラな状態です。紫外線は肌に軽い火傷を起こして、そこから水分を一気に奪ってしまうのです。
そのため、しっかり冷却した後の保湿も重要です。保湿といえばこってりしたクリーム!すぐ塗らなきゃ!とクリームをいきなり塗ってしまうと肌への負担大になります。日焼けしてダメージを受けた肌の修復する為に潤いを与えるために水分の保湿が重要です。化粧水をたっぷり手でつけるか、コットンに含ませてローションパックをしましょう。この時、化粧水やローションを含ませたコットンを冷やしておくとさらに効果的です。お肌に潤いが戻ったら、水分にフタをするためにボディクリームや保湿クリームを塗りましょう。化粧水もクリームも、アルコールや美白成分が含まれているとお肌に刺激になることがあるので低刺激のものを選ぶと安心です。
5.活性酸素を抑制する食事を食べる
美容に詳しい人ならご存知の「活性酸素」は、日焼けとは切っても切れない関係です。本来、活性酸素は体内に存在する物質で、外から入ってきた有害なものをやっつける成分です。でも大量に紫外線を浴びて日焼けしてしまうと、活性酸素が体内で増えすぎてしまい、逆に活性酸素そのものが体へ悪影響を及ぼすのです。悪影響とは、シミやしわなど、美しいお肌に不必要なものを作り出してしまうこと。活性酸素の働きを食い止めないと、美しいお肌が保てません。そのため、日焼け後には活性酸素の働きを抑制したり除去してくれる「ビタミンC」、「ビタミンE」、「ベータカロチン」を積極的に摂取しましょう。食材でいうと、主にフルーツや緑黄色野菜ですが、緊急対策としてサプリメントで摂取してもよいですね。
また、これらの栄養素は、日焼けに限らず日頃から美肌のために摂取しておきたい成分です。急な日焼けに備えるため以外にも、毎日の美肌を維持するためにも意識して摂取しましょう。
6.肌を修復する必要がある為、夜更かしは厳禁!
人間の体は傷を受けると頑張って自然治癒をしてくれる、とても優れた機能を持っています。日焼けも同様、炎症を受けた肌は修復しようと頑張ってくれます。そんな自然治癒の邪魔をするのは、”夜更かし”です。お肌は、約1か月間かけて「ターンオーバー」を繰り返し修復をしていますが、それが活発になるのは成長ホルモンが分泌されている寝ている時間です。そして一番活発になるのは、ゴールデンタイムと呼ばれる22時から朝2時までの間なのです。つまり、遅くても夜10時までに睡眠をとることでお肌のターンオーバーが促進されて、日焼けの炎症をスムーズに修復してくれるのです。たかが日焼けと思わず、病気と同じように考えて早く就寝し、しっかりと睡眠時間を取り体を休めてあげましょう。
7.重ね日焼けに要注意!
お料理をしていて、一度しっかり焼いた肉をさらにフライパンで焼くと、真っ黒になってしまいますよね。お肌も同じで、同じ個所をさらに日焼けしてしまうことがないよう”重ね日焼け”に注意が必要です。冷却したり、ビタミン摂取、しっかり睡眠時間をとっていてもさらに日焼けをしてしまうと台無しになってしまいます。それだけではなく、炎症を受けた肌にさらに傷を与えることになり、患部が熱を持ったり、体がだるく微熱を感じたりという不調をきたすこともあるようです。肌は黒ずみ、痛みもひどくなり、皮がむけてしまいまだらになってしまいます。
”重ね日焼け”を避けるには、日焼け止めクリームを念入りに塗ることが重要です。さらに日傘や帽子、長袖シャツなども併用すると安心です。
もし痛みがひどい場合は、肌に刺激の少ないパウダータイプの日焼け止めもあります。
まとめ
海水浴やプール、アウトドア、海外旅行など楽しいことには強い紫外線がつきものです。日焼けしないようしっかりとUVケアをしておくのが前提ですが、万が一日焼けをしてしまったら、すぐにケアができるよう心がけておくとよいですね。
最後に日焼け後のレスキューケアをまとめます。
緊急事態はいつ起きるかわからないので、ぜひ覚えておきましょう。
1.冷やす
2.お風呂やシャワーは水がぬるま湯で
3.ゴシゴシ洗いは禁止
4.保湿が重要
5.活性酸素を抑制する食事やサプリメントを摂る
6.夜更かしは厳禁!
7.重ね日焼けに要注意
正しいケアでしっかりお肌をいたわって、10年後も20年後も美肌を保ちましょう!
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