「まつ毛美容液ってどうやって選べばいいの? 自分に合う商品の選び方が知りたい! 」
まつ毛美容液は、まつ毛ケアアイテムの代表とも言える存在です。
しかし、種類が多すぎて「どれを選べばいいのか分からない」と感じている人は多いのではないでしょうか?
- まつ毛美容液を選ぶ場合はどんなことを確認するべきなのか?
- 自分に合うまつ毛美容液の選び方とは?
- そもそもまつ毛美容液にはどんなタイプがあるのか?
など、まつ毛美容液を選ぶために知っておきたいポイントは多いはず。
そういうわけで今回は、『まつ毛美容液の選び方』について解説していきます。
使用目的・安全性・使い勝手の3項目に分けて選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
まつ毛美容液の選び方①:使用目的に合わせて選ぶ!
まつ毛美容液の選び方で迷っている人は、まつ毛にかかわる何らかの悩みを解決したいという目的を持っているはず。
たとえば、
- 「まつ毛のパサつきが気になる」
- 「まつ毛パーマやマツエクで傷んでしまった」
- 「すぐに切れたり抜けたりする」
といったものは、代表的な悩みごとといえるでしょう。
だからこそ、まつ毛美容液を選ぶなら、自分の悩みを解決できるかどうかを重視するのも一つの手です。
そういうわけでここからは、使用目的に合わせたまつ毛美容液の選び方について取り上げていきます!
乾燥が気になるなら保湿成分を重視する
まつ毛のパサつきや乾燥が気になるケースでは、保湿成分を重視する選び方がおすすめです。
まつ毛に潤いを与える成分配合のまつ毛美容液を選ぶことで、ハリやツヤを復活させられるでしょう。
実はまつ毛が乾燥すると、バリア機能が正常に働かなくなります。
そうするとまつ毛が乾燥してもろくなるので、ビューラーなどの刺激によって切れてしまうこともあるんです。
ですが、保湿成分が配合されているまつ毛美容液を使えば、まつ毛に潤いを与えられます。
なぜなら、表面に皮膜ができて、まつ毛のバリア機能が蘇るから。
ちなみに例を挙げると、
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
などは、まつ毛に潤いを与える保湿成分として有名です。
まつ毛美容液を選ぶときには成分表示を確認して、これらの保湿成分が含まれるかチェックしてみてください。
ダメージが気になるなら補修成分を重視する
まつ毛のダメージが気になる場合は、補修成分を重視した選び方をするとよいでしょう。
まつ毛は短い上にじっくり見る機会も少ないため、ダメージに気づきにくいです。
しかし、まつ毛も髪の毛と同じように日々ダメージを受けています。
たとえば髪の毛の場合、アイロンやパーマ、エクステなどで傷むといわれていますよね。
これと同じく、ホットビューラーを毎日使ったり、マツエクやまつ毛パーマをしたりすととくにダメージが蓄積されやすいんです。
このようにしてダメージを負ったまつ毛は、キューティクルが開いた状態になっています。
キューティクルが開くと、まつ毛の内側から水分や栄養分が流れ出て毛がもろくなり、更なるダメージに繋がってしまうんです。
なので、こうしたダメージ進行の悪循環に陥る前に、まつ毛美容液で傷んだ部分を補修することが重要といえます。
ダメージが悪化してキューティクルが完全に剥がれ落ちてしまうと、もう修復できませんからね。
まつ毛のダメージを予防するには、キューティクルが剥がれ落ちる前に、まつ毛美容液を使って補修するのが大切です。
たとえば、
- 加水分解シルク
- 加水分解エラスチン
- パンテノール
などは、まつ毛美容液に含まれる補修成分として知られています。
まつ毛に負担をかけている心当たりがあるなら、これらの補修成分が入っているまつ毛美容液を選んでみてください!
まつ毛のハリやコシ、ボリューム重視ならマスカラ下地になるものを選ぶ
まつ毛のハリやコシ、ボリューム重視なら、マスカラ下地として使えるまつ毛美容液を選びましょう。
こちらのまつ毛美容液なら、マスカラ前に塗るだけでメイク後のまつ毛がボリュームアップしますよ。
マスカラ下地として使えるまつ毛美容液の場合、自まつ毛のケアよりもメイクしているときの見た目にこだわっている傾向があります。
なので、まつ毛自体のケアを重点的にしたい人にはあまり向いていないと言えるでしょう。
ですが、「メイク後のまつ毛をボリュームアップしたい」という場合は効果的なので、マスカラ下地タイプを試してみてください。
マスカラ下地として使えるまつ毛美容液には、白やクリアなど複数のカラーがあります。
また、ボリュームタイプ、ロングタイプ、カールキープタイプなど、さまざまな機能を持つ製品が販売されているんです。
このようにマスカラ下地タイプは種類が豊富なので、自分に合った製品がきっと見つかるはず。
メイクのついでに簡単なまつ毛ケアを始めてみたい人にとっては、取り入れやすいまつ毛美容液だと言えるでしょう!
ちなみに、まつ毛への負担を減らしたいなら、お湯で落とせるタイプの製品を選ぶのがおすすめですよ。
切れ毛・抜け毛が気になるなら育毛成分をチェックする
切れ毛や抜け毛が気になる場合は、まつ毛の新陳代謝をアップさせるような成分が配合されているかをチェックしましょう。
まつ毛が細く千切れやすくなったり抜ける量が増えたりするのは、年齢を重ねるとともに毛周期が乱れることが原因とされています。
逆にいえば、新陳代謝を高めて毛周期を整えると、切れ毛や抜け毛が減少するはず。
たとえば、以下のような成分が入っているまつ毛美容液を使うと、まつ毛の新陳代謝を促せるでしょう。
- キャピキシル
- リデンシル
ただし、これらは複数の成分の組み合わせて構成される複合成分なので、成分表示欄には上記の名称で記載されていません。
とはいえ、基本的に成分表示欄外にはこちらの名称で記載されています。
隅々まで製品情報をチェックし、新陳代謝を促す成分が入っているまつ毛美容液を探してみてください!
まつ毛美容液の選び方②:安全性で選ぶ!
まぶたの皮膚は顔の中でも特に薄く、些細な刺激にも反応しやすいもの。
だからこそ、まつ毛美容液を選ぶときには、刺激になりやすい成分が入っていないかをチェックするのが重要です。
どれだけまつ毛にとっていい成分が入っていても、まぶたにトラブルが出ては使い続けられませんからね。
そういうわけでここからは、安全性を重視したまつ毛美容液の選び方についてご紹介していきます!
肌荒れしやすい人は低刺激処方や無添加商品を選ぶ
化粧品で肌荒れしやすい敏感肌の方は、「低刺激処方」や「無添加」という表記があるまつ毛美容液を選ぶと安心です。
実はまつ毛美容液の中には、刺激成分が含まれている製品もあります。
たとえば、
- シリコン
- 着色料
- 界面活性剤
などは、肌が弱いと刺激を感じてしまうことがあるんですね。
とくに目元に使う化粧品で目が痒くなったり、腫れたりした経験がある人は、これらの成分が入っていないものを選んでみましょう。
また、よく化粧品に配合されている「エタノール」も含まれる量によっては刺激になります。
成分表示欄には含有量が多い順に成分名が記載されるので、前のほうにエタノールが書かれているまつ毛美容液は避けるのが無難でしょう。
ただし、低刺激性のまつ毛美容液のうち、「防腐剤フリー」の製品については注意が必要です。
防腐剤フリーの場合、メチルパラベンなどの防腐剤が含まれていないので、まぶたの負担を抑えられます。
しかし、防腐剤が入っていないと、それだけまつ毛美容液に雑菌が繁殖するリスクも高くなるんです。
万が一防腐剤フリー製品に手の雑菌が混入した場合、まつ毛美容液の品質を落とし、肌トラブルに繋がってしまうケースも考えられます。
防腐剤フリーの製品を選んだ人は、清潔な手で触れるなど普段から取り扱いに注意するのがおすすめです!
副作用を引き起こしやすい成分が含まれていないかチェックする
まつ毛美容液の利用者の中には、評判のいい海外製品を個人輸入する人もいるでしょう。
その場合はとくに、副作用を引き起こす可能性のある成分が入っていないかチェックしてみてください。
海外製のまつ毛美容液には、日本では医薬品に分類される成分が含まれていることもあります。
なぜなら、海外と日本では、医薬品の製造販売に関する規制方法や基準が違うから。
もし医薬品に該当する成分が配合されている場合、その製品は本来医師の指導がないと使えません。
化粧品と比べて医薬品には強力な効果がある反面、副作用も起きやすいですからね。
このように、軽々しく海外製のまつ毛美容液を使用するのは、大変危険な行為といえるでしょう。
国内で市販されているまつ毛美容液を使うなら大丈夫ですが、ネットで購入する場合は注意してください!
まつ毛美容液の選び方③:塗りやすさや使いやすさで選ぶ!
まつ毛美容液は、毎日継続して使ってこそ効果が実感しやすくなるアイテムです。
毎日使うものだからこそ、使いやすさは重要なポイントといえるでしょう。
というわけでここからは、塗りやすさや使いやすさを重視したまつ毛美容液の選び方についてお話していきます!
マスカラ感覚で使えるブラシタイプ
ブラシタイプのまつ毛美容液は、マスカラ感覚で使えるのが特徴的です。
なのでマスカラを塗り慣れている人は、ブラシタイプの製品を選ぶのがよいでしょう。
ブラシタイプのまつ毛美容液の場合、ブラシでとかすように美容液を塗っていきます。
そのため、1本1本のまつ毛に美容液が行き渡りやすいのがメリットです。
ムラなく塗りやすいため、マスカラ下地としても使えるまつ毛美容液にはブラシタイプのものが多いんですね。
ただし、まつ毛エクステをつけている人にはブラシタイプのまつ毛美容液はおすすめできません。
なぜなら、まつ毛とエクステの接着面には段差が生じるので、そこにブラシが引っかかりやすく、エクステが取れる原因となるから。
したがって、まつ毛エクステをつけている人は、ブラシタイプ以外のまつ毛美容液を選ぶようにしましょう。
細かい部分もしっかり塗れる筆タイプ
筆タイプのまつ毛美容液は、細かい部分であってもしっかり塗れるのが特徴的です。
目のキワや目尻、目頭など通常はまつ毛美容液を塗りにくい部分にも、筆タイプであれば届きやすいんですね。
なので筆タイプの製品は、まつ毛の生え際にまつ毛美容液を塗り、これから生えてくる毛にアプローチしたい場合に適しているといえます。
たとえば、まつ毛の抜け毛で悩んでいる人にはぴったりです。
ただし筆タイプの場合、まつ毛全体には塗りにくいというデメリットがあります。
なので、まつ毛の保湿や補修が目的の人にはあまり向いていないでしょう。
ちなみに筆タイプのまつ毛美容液は、リキッドアイライナーを塗る要領で使えるんです。
普段からリキッドライナーでインラインを引いている人は、簡単に扱えるでしょう。
塗りやすくまつ毛にも優しいチップタイプ
まつ毛美容液の中で最もメジャーですから、塗りやすくまつ毛にも優しいチップタイプもおすすめです。
チップタイプのまつ毛美容液には、リップグロスのようなイメージで、先端にシリコンなどでできた柔らかいチップがついています。
このチップはまぶたに当たっても痛くないので、まつ毛美容液初心者でも安心して塗れるでしょう。
また、チップタイプは、容器の縁でしごいてまつ毛美容液の量を調節しやすいのも魅力的です。
マツエクに引っかかりにくいので、まつ毛エクステをつけている方でも使いやすいですよ。
どのタイプを使うべきか迷ったら、まずはチップタイプを選んでおくのが無難でしょう!
ちなみにチップタイプのまつ毛美容液は、チップの大きさによって使い勝手が若干異なります。
たとえば、小さいチップの製品は、目尻や目頭などの細かい部分や短いまつ毛にも塗りやすいです。
逆に大きいチップの場合は一気にまつ毛全体に塗れるため、ケアにかかる時間が短縮できます。
さっと使えるチューブタイプ
まつ毛美容液には、指や綿棒を使って塗るチューブタイプのものもあります。
チューブタイプのまつ毛美容液はさっと使えるので、その点に魅力を感じる人はぜひ試してみてください。
テクニックがなくてもうまく塗れるのは、チューブタイプのまつ毛美容液の大きなメリットです。
また、まつ毛だけでなくまぶたの保湿にも使いやすいのもポイント。
アイクリーム感覚でスキンケアのついでに取り入れられるので、チューブタイプなら初心者でもまつ毛ケアを続けやすいでしょう。
ただし、チューブタイプは指で塗るという性質上、衛生面がネックです。
なので使う前には、毎回手を清潔にするように心がけましょう!
まとめ
今回は、まつ毛美容液の選び方について詳しく解説しました。
まつ毛美容液にはさまざまな種類があるので、どれがいいのかわからないという人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、以下のようなポイントに注目してまつ毛美容液を選ぶ方法です。
- 使用目的
- 安全性
- 使い勝手
これらのうち自分が重視したいポイントを基準にすれば、自分にとって最適なまつ毛美容液を選べるでしょう。
ちなみに今回は、使用目的・安全性・使い勝手の3つに注目した製品の選び方についてご紹介しました。
どのまつ毛美容液にするか迷っている人は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
まつ毛に関する悩みや肌への刺激、塗布の方法などを総合的に考えて、理想のまつ毛美容液を見つけましょう!
以上、まつなでした☘️
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