「マスカラがまつ毛に悪いって聞いたけど、本当なの? 抜けたり傷んだりするのかな」
マスカラは、まつ毛を美しく見せられる人気の化粧品です。
ですが、「マスカラはまつ毛に悪い」という噂もあるので、本当に使って大丈夫なのかと不安な人もいるでしょう。
- マスカラはまつ毛に悪いというのは本当なのか?
- マスカラはなぜまつ毛に悪いといわれるのか?
- マスカラでまつ毛を傷めない方法とは?
など、マスカラがまつ毛へ与える影響について知りたいことも多いはず。
そういうわけで今回は、『マスカラはまつ毛に悪いという噂の真相』『まつ毛に悪いといわれる理由』についてお話ししていきます。
まつ毛に優しいマスカラの選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
マスカラはまつ毛に悪い?マスカラ自体がNGなわけではない!
まつ毛をボリュームアップさせ、長く見せてくれるマスカラ。
毎日のメイクで欠かさず使っている人も多いですから、「まつ毛に悪い」といわれると不安になりますよね。
とはいえ、マスカラ自体がまつ毛にとってNGなわけではありません。
実はマスカラがまつ毛に悪いと言われる原因の大部分は、オフの仕方にあるのです。
そういうわけでここからは、マスカラがまつ毛に悪いといわれる理由について詳しく解説します。
マスカラの洗い残しがまつ毛を痛める原因になる
「マスカラはまつ毛に悪い」といわれる理由としては、洗い残しが毛を傷める原因になる点が挙げられます。
ファンデーションの洗い残しが肌トラブルをまねくのと同じで、マスカラ由来の汚れがまつ毛にも悪影響を及ぼすんですね。
実際のところ、日中にマスカラでメイクをするだけなら、まつ毛にほとんど悪い影響はありません。
しかし、マスカラを落としきれず、夜もついたままの状態で過ごすなら話は別です。
もしマスカラの洗い残しがあると、まつ毛の新陳代謝がうまく行われなくなります。
つまり毛周期が乱れるので、就寝時にまつ毛が成長しにくくなるんですね。
こうして成長が妨げられると、まつ毛が本来の長さまで伸びなかったり、抜け毛が多くなったりするでしょう。
したがって、マスカラを残さずしっかり落としきるのが、まつ毛を健康に保つうえで大切といえます。
とくにまつ毛の根元にはマスカラが残りがちなので、洗うときはぜひ意識してみてください!
クレンジング時にゴシゴシ擦るとまつ毛に悪い
マスカラのクレンジング時にゴシゴシ擦るのも、まつ毛が痛んでしまう原因の一つです。
実はまつ毛にとって、圧力や摩擦は大きなダメージとなります。
なぜなら、まつ毛のキューティクルが傷つくと、傷ついた箇所から水分やタンパク質が失われるから。
こうしてキューティクルが破壊されたまつ毛は、パサついて脆くなることが知られています。
脆くなったまつ毛では抜け毛や切れ毛が生じやすくなるので、ボリュームや長さが全体的にダウンするでしょう。
また、クレンジング時に力を込めて擦ると、まつ毛だけでなく目元の皮膚にもダメージを与えます。
その結果、色素沈着を引き起こす可能性もあるんです。
このように、マスカラのオフで力を入れすぎたりゴシゴシ擦ったりすると、まつ毛と目元に悪影響を与えます。
クレンジング時には、優しく擦るように意識してみてください!
マスカラの正しい落とし方!おすすめの方法を3つご紹介!
マスカラがまつ毛に悪いといわれるのは、主にオフの仕方が間違っているのが原因です。
逆にいえば、正しい落とし方を学べば、まつ毛へのダメージを最小限に抑えられるはず。
というわけでここからは、まつ毛へ負担をかけないマスカラの正しい落とし方についてご紹介していきます!
コットンと綿棒を使って落とすのが基本!
まつ毛のダメージを軽減したいなら、コットンと綿棒を使ってマスカラを落とすのが基本です。
コットンを使うことで、クレンジング剤がマスカラに馴染みやすくなります。
また、綿棒を使うと、細かい部分のメイク汚れまで逃さず取りきれるんです。
ちなみに、コットンと綿棒を使ったマスカラの落とし方としては、以下の手順がおすすめ。
- クレンジング剤を含ませたコットンで、上まぶたを優しく押さえるようにして10秒ほど馴染ませます。
- 浮いてきたマスカラを、摩擦に注意して下方向へ優しく拭き取りましょう。
- 目を閉じ、上まつ毛の下に先ほど使用したコットンを当てます。
- その上から、綿棒を使ってまつ毛に残ったマスカラを撫でるように優しくオフしてください。
- 次に、コットンで下まつ毛のマスカラを優しくオフします。
- 最後に、綿棒を使って目のキワや目尻・目頭などの細かい部分を拭き取りましょう。
まつ毛に負担をかけないポイントとしては、どの手順においても力を抜いて作業を行うことが挙げられます。
マスカラがなかなかとれなくても、爪で無理やり取ったりしないでくださいね。
今回ご紹介した手順で毎日丁寧にマスカラをオフすれば、まつ毛を健康な状態でキープできますよ!
ウォータープルーフはクレンジングクリームで優しく拭き取る!
ウォータープルーフタイプのマスカラは、クレンジングクリームで優しく拭き取るのがおすすめです。
具体的には、以下のような手順で行いましょう。
- クレンジングクリームをコットンにたっぷりと、満遍なくつけます。
- コットンを上まぶたに当て、そのままマスカラと馴染むまでキープしましょう。
- マスカラが浮いてきたら、下に向かって優しい力で拭います。
- 下まぶたにうつったメイク汚れと一緒に、下まつげのマスカラを拭き取りましょう。コットンを二つ折りにした角を使うと、細かい部分まで届きます。
クレンジングクリームを使うと、目元やまつ毛の潤いを残したままメイクをオフできます。
ウオータープルーフマスカラを落とすときには、クレンジングクリームをしっかり馴染ませるのがポイントです。
汚れを浮かせてから拭き取ることで、頑固なウォータープルーフマスカラでも摩擦を抑えて落とせます。
うまく落とせずゴシゴシ擦ってしまっているなら、ぜひこちらの方法を試してみてください!
頑固な汚れもパパッと落としたいならマスカラリムーバーがおすすめ!
まつ毛をいたわりながらマスカラを落とすには、丁寧なクレンジングが必要です。
しかし、忙しくてクレンジングに手間や時間をかけられない方もいることでしょう。
そんな場合は、頑固な汚れもパパっと落とせる「マスカラリムーバー」を使用するのがおすすめです!
マスカラリムーバーとは、マスカラ専用のクレンジングアイテムのこと。
ボトルからコットンへ出して使うタイプと、マスカラのようにブラシでまつ毛に塗布するタイプがあります。
コットンへ出して使うタイプのマスカラリムーバーは、基本のクレンジング法と同じ要領で使用可能です。
目元に当てて拭き取るだけで、マスカラがスルッと落ちやすくなるでしょう。
一方、ブラシタイプのリムーバーの場合は、マスカラを塗るイメージで使用します。
具体的な手順は以下の通りです。
- ブラシでまつ毛に満遍なくマスカラリムーバーを塗ります。
- そのまま数分おいて馴染ませましょう。
- 時間をおいたら、通常のクレンジングと馴染ませてから洗い流します。
ちなみに、ブラシタイプのマスカラリムーバーの場合、使用後のブラシをそのままボトルに戻すのはNGです。
不衛生なうえに、リムーバーの機能が落ちる原因にもなりますからね。
だから、ボトルへ戻す前に、ティッシュなどでブラシについた汚れを拭き取るのが大切といえます。
マスカラリムーバーはマスカラのオフに特化したアイテムなので、クレンジングが楽になること間違いなしです!
普段から落ちにくいマスカラと格闘している方は、ぜひ試してみてくださいね。
まつ毛に優しいマスカラの選び方!特に意識したい3つのポイントを解説!
マスカラを正しくオフすることに加えて、使う製品の選び方を工夫するとよりまつ毛へのダメージを軽減できます。
とはいえ、マスカラは種類が多く、どうやって選んでいいかさっぱりな人もいるでしょう。
そういうわけでここからは、特に意識したい3つのポイントをご紹介しつつ、まつ毛に優しいマスカラの選び方について解説していきます!
お湯でオフできるものを選ぶ
ウォータープルーフマスカラは涙や汗で滲みにくい点が魅力的ですが、オフしにくいというデメリットがあります。
なので普段のメイクで使うマスカラは、お湯でオフできるフィルムタイプを選ぶのがおすすめです。
ただし、「お湯でオフできる」という製品でも、お湯だけでは完璧に落とせないケースがあります。
今回ご紹介した「マスカラの正しい落とし方」を実践した後にお湯を使って洗い流すと、より効率よく落とせるでしょう。
とはいえ、もし落としきれていないマスカラがあったとしても、フィルムタイプなら最後のすすぎでオフできることが多いです。
まつ毛に汚れを残さないためにも、フィルムタイプマスカラの導入を検討してみてくださいね。
保湿成分が含まれているものを選ぶ
まつ毛に優しいマスカラを探しているなら、保湿成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。
メイクしながらまつ毛ケアができるので、まつ毛への負担が軽くなる効果が期待できますよ。
乾燥するとバリア機能がうまく働かなくなるので、まつ毛が弱くなります。
なので、ダメージを減らしたい人だけでなく、外的刺激に強いまつ毛を実現したい人にも保湿は大切なんですね。
保湿成分入りのマスカラで潤いをキープして、健やかなまつ毛を手に入れましょう!
低刺激処方のものを選ぶ
低刺激処方のマスカラも、まつ毛に優しい製品だといえるでしょう。
目元の皮膚に与える刺激が少なくなるように設計されているので、まつ毛の生え際へのダメージが抑えられます。
このよな生え際に負担をかけないマスカラを使うと、健康なまつ毛が生えやすくなるといわれているんです。
だから、敏感肌でマスカラに刺激を感じる人はもちろん、そうでない人が使ってもメリットがあるんですね。
マスカラを購入するときには、ぜひ「低刺激」と記載があるかチェックしてみてください!
まとめ
今回は、マスカラはまつ毛に悪いという噂の真相、そしてまつ毛に悪いといわれる理由について解説しました。
結論からいうと、マスカラ自体はまつ毛に悪い影響を与えません。
マスカラがまつ毛に悪いと言われるのは、間違ったオフの仕方を実践しているのが原因なんですね。
したがって、正しい方法でマスカラを落とすことが、健やかなまつ毛を手に入れるための第一歩といえるでしょう。
また、正しい方法で落とすだけでなく、まつ毛に優しいマスカラを選ぶのもダメージを抑えるのに効果的です。
そこで今回は、マスカラ選びで意識すべき3つのポイントについてご紹介しました。
こちらを参考にして、まつ毛に優しいマスカラを探してみてください!
以上、まつなでした☘️
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