「ビューラーとホットビューラーってどっちがいいの? メリットやデメリットについて知りたい! 」
上向きまつ毛を作るのに欠かせない「ビューラー」と「ホットビューラー」。
なんとなく使っているけれど、それぞれのメリットやデメリットについてはよく知らないという人もいるのではないでしょうか?
- ビューラーとホットビューラーはどちらが優れているのか?
- ビューラーとホットビューラーのメリット・デメリットとは?
- 自分に合うのはビューラーとホットビューラーのどちらなのか?
など、ビューラーとホットビューラーについて知りたいことも多いはず。
そこで今回は、それぞれの特徴を交えつつ、『ビューラーとホットビューラーはどちらがいいのか』について解説していきます。
ビューラーとホットビューラーによるまつ毛へのダメージや、より毛を上向きにカールさせる方法についてもご紹介していきますね!
ビューラーを使うメリット・デメリットを解説!
まつ毛を挟み、物理的な力でまつ毛を上向きカールさせるビューラー。
ビューラーを使うとまつ毛がしっかり上がるものの、実はデメリットも存在しています。
毎日のように使うものだからこそ、悪い点も理解しておくのが大切なはず。
というわけでここからは、ビューラーのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
メリット1:まつ毛を根元から持ち上げられる
まつ毛を根元から持ち上げられるのは、ビューラーの最大のメリットといえるでしょう。
ビューラーを使うと、まつ毛の根元を挟んでカールさせられます。
しっかりとまつ毛が上向きになり、簡単にパッチリした目元に仕上げられるのは嬉しいポイントです。
また、まつ毛の生え際をしっかりとらえられるビューラーを使えば、より効率よくカールをつけられるでしょう。
手軽にまつ毛の上向きカールを実現できるので、愛用者が多いのも納得ですね。
メリット2:忙しい朝でもすぐ使える
ビューラーは、使うための準備が必要ないのもメリットです。
ホットビューラーの場合、使用前にスイッチを入れ、本体を温めておかなければなりません。
一方、ビューラーは特別な準備が不要なので、使いたいときにすぐ使えます。
すなわち、ホットビューラーと比べて、ビューラーのほうがメイク時間を短縮しやすいということ。
忙しい朝のメイク時には大きなメリットだと言えるでしょう。
スピーディーさを重視する人には、ホットビューラーよりビューラーがおすすめです。
デメリット1:まつ毛が切れたり抜けたりする場合がある
ビューラーのデメリットとしては、まつ毛へのダメージが大きいことが挙げられます。
物理的な力でまつ毛を上向きにするので、ビューラーを使うと、どうしてもまつ毛が切れたり抜けたりしてしまうんですね。
とはいえ、まつ毛がこのように痛むのは、ビューラーの使用方法やお手入れに問題があることがほとんどです。
たとえば、
- ビューラーを使うときに力を込めすぎている
- お手入れ不足でゴムや本体が劣化している
- ビューラーについたメイク汚れをそのままにしている
などが原因で、まつ毛へのダメージが増えている場合が多いんですね。
ビューラーの場合、本体のお手入れ不足もまつ毛にダメージを与えるきっかけとなります。
例を挙げると、劣化して弾力を失ったゴムを使用していた場合、まつ毛が上がりにくくなり、余分な力が加わりやすいです。
また、知らない間にできたゴムの亀裂に引っかかって、まつ毛の切れ毛や抜け毛を引き起こすこともあります。
こうしたデメリットを回避するためにも、ビューラーのゴムは2〜3ヶ月に1回を目安に交換しましょう。
そのほか、ビューラーについたメイク汚れをそのままにしていると、まつ毛が絡まってダメージを受けることもあります。
ビューラーを使用した後には、その都度拭き取るなどのお手入れをするとリスクを軽減できますよ。
ビューラーがまつ毛に与えるダメージは、正しい使い方をすることで最小限に抑えられます。
毎日使う方は、今一度お手入れ方法や使い方を見直してみてください!
デメリット2:まぶたを挟んで怪我をする可能性がある
ビューラーには、まぶたを挟んでしまうというデメリットもあります。
強くまぶたを挟むと痛みを感じるだけでなく、怪我をすることもあるので注意が必要です。
ビューラーでまぶたを挟む原因としては、以下のようなことが考えられます。
- まぶたが厚くまつ毛の生え際をうまく挟めない
- ビューラーを使い慣れていない
- ビューラーの使い方が間違っている
- カーブが合わないビューラーを使っている
ビューラーを使うときには、まつ毛の生え際を露出させることが大切です。
伏し目にして生え際を見やすくした状態で、ビューラーを使用してみてください。
ただし、伏し目にしてもまつ毛の根元をとらえにくい場合があります。
そういったケースでは、指でまぶたの肉を軽く押し上げるとよいでしょう。
また、ビューラーのカーブが目に合っていないと、まぶたを挟みやすくなります。
なので、自分の目の形にあったビューラーを選ぶことも重要です。
このように、使い方によってはビューラーでまぶたを挟む危険があるので、怪我をしないように十分注意しましょう。
デメリット3:時間が経つとまつ毛が下がってきてしまう
時間が経つにつれてまつ毛が下がりやすいのも、ビューラーのデメリットの一つです。
とくに、まつ毛が直毛の人や丈夫な人はカールが取れやすくなります。
カールの持ちという点で比較すると、ホットビューラーを使ったほうがまつ毛は下がりにくいんですね。
ホットビューラーは熱を与えてまつ毛を上向きに整え、その熱が冷めるときにカールを癖づけています。
一方、ビューラーは物理的にまつ毛を折り曲げてカールをつける仕組みです。
つまりヘアメイクで例えると、ホットビューラーはコテ、ビューラーはカーラーにあたります。
コテで巻いた髪とただカーラーをつけておいただけの髪では、どちらのカールが長持ちするかは明白ですよね。
ちなみに、まつ毛が下がりやすいというデメリットへの対策としては、カールキープ力が高いマスカラを使うのがおすすめです。
しかし、そういった対策をするのが面倒であれば、ホットビューラーのほうが向いているでしょう。
ホットビューラーを使うメリット・デメリットを解説!
まつ毛に熱を加えることでクルンと上向きにするホットビューラー。
ですが、ホットビューラーにも良い点・悪い点があるので、ビューラーとの使い分けが重要です。
そういうわけでここからは、ホットビューラーのメリット・デメリットについて解説していきます!
メリット1:根元に当てるだけできれいにまつ毛を作れる
ホットビューラーは、根本に当てるだけできれいにまつ毛を作れるのがメリットです。
ビューラーと違ってテクニックが不要なため、ホットビューラーは初心者でも比較的扱いやすいでしょう。
まつ毛の根元に当てて熱を加えれば、手軽にカールを作れますからね。
ホットビューラーの場合はまつ毛を強く挟む作業がないので、ビューラーと異なりまぶたを怪我する心配がありません。
さらに、ホットビューラーは高温にならないため、火傷するリスクも低いです。
このようにホットビューラーには、まつ毛に当てるだけで安全かつ手軽にカールが作れるという大きなメリットがあります。
温まるまでに少し時間は要するものの、非常におすすめの美容器具だといえるでしょう!
メリット2:短いまつ毛や下まつ毛にも使いやすい
短いまつ毛や下まつ毛にも使いやすいのは、ホットビューラーのメリットです。
ホットビューラーは先についた温かいコームを用いて、とかすようにまつ毛をカールさせます。
そのため、ビューラーよりも短いまつ毛をとらえやすいんですね。
また、ビューラーだと上げにくい下まつ毛も、ホットビューラーならしっかりカールさせられます。
なので、目をよりぱっちり見せやすいというメリットがあるんですね。
下まつ毛をしっかりカールさせて中顔面を短く見せたい人は、ホットビューラーがおすすめです。
デメリット1:ビューラーに比べてお手入れが面倒
ホットビューラーのデメリットとしては、お手入れが面倒な点が挙げられます。
ホットビューラーは、先のコームの部分に凹凸がついた複雑な形状をしているんです。
そのため、汚れが詰まってしまうと取りにくく、お手入れが手間に感じる人もいるでしょう。
とくにマスカラをした上からホットビューラーを使うことが多い場合、汚れがつきやすいので注意が必要です。
掃除用のブラシが付属したホットビューラーを選ぶなどして、デメリットへの対策を行いましょう。
デメリット2:ホットビューラーの熱でまつ毛を傷めやすい
熱によってカールさせるという性質上、ホットビューラーを使うとまつ毛が傷みやすくなります。
まつ毛に熱を与えると乾燥するので、ホットビューラー使用後はパサつきが気になりやすいのがデメリットです。
乾燥するとまつ毛はもろくなるため、切れたり抜けたりすることも多くなるでしょう。
とくにホットビューラーを何度も当てたり、長時間当てたままにしたりすると、まつ毛へのダメージは大きくなります。
まつ毛が思うように上がらないからといって、ホットビューラーを当てすぎないように注意しましょう。
デメリット3:ホットビューラーだけではまつ毛が上がりにくい
ホットビューラーだけではまつ毛が上がりにくいのも、デメリットの一つとして挙げられます。
実はホットビューラー単体の場合、ビューラーのように根本から立ち上がったまつ毛を作るのは難しいんです。
なので、まつ毛をガッツリ上げたい人が使うと満足できない可能性があります。
ホットビューラーでまつ毛をカールさせると、緩やかなカーブになりがちですからね。
したがって、根元からしっかりまつ毛を立ち上げたい人には、ビューラーのほうが適しているでしょう。
ビューラーとホットビューラーはどっちのほうがまつ毛が傷まない?
ビューラーとホットビューラーのどちらも、使用するとまつ毛にダメージを与えます。
しかし、強いて言うならどっちのほうがまつ毛が傷まないのか気になっている人も多いでしょう。
結論からいうと、間違った使い方をしないのであれば、ビューラーの方がまつ毛に優しいと言えます。
ビューラーは、間違った使い方をするとまつ毛への負担が大きい美容器具です。
しかし、正しく手入れされているビューラーを使い、何度も挟み直すことなくカールを完成させた場合はダメージを抑えられます。
とはいえ、正しい使い方をしていたとしても、メイク直しのたびにビューラーでまつ毛を上げ直す場合は話が別です。
ビューラーでつけたカールは長持ちしにくいため、長時間出かける際は1日に複数回まつ毛をあげ直すこともあるはず。
そのようなケースでは、朝にホットビューラーを使ってカールの持ちをよくしたほうが、まつ毛へのトータルダメージは抑えられます。
したがって、現在頻繁にまつ毛を上げ直しているならホットビューラー、使用頻度が少ない場合はビューラーを利用するとよいでしょう。
ガッツリまつ毛を上げたいなら、ビューラーとホットビューラーを両方使うのがおすすめ!
結論、ガッツリまつ毛を上げたいなら、ビューラーとホットビューラーを両方使うのがおすすめです。
まつ毛を根本から立ち上げやすいのはビューラー、カールが長持ちしやすいのはホットビューラーでしょう。
しかし、アイメイクに力を入れる女性の中には、「どちらのメリットも捨て難い」という人もいますよね。
そんな人には、ビューラーとホットビューラーを併用して、いいとこ取りをするのがおすすめです。
両方のメリットを得るためには、以下のような使い方をするとよいでしょう。
- まずはビューラーでまつ毛をカールさせましょう。根本→中間→毛先の順に挟んでクルンと上向きにします。
- マスカラをつけましょう。持っている場合は、このタイミングでマスカラ下地もつけます。
- 最後に、ホットビューラーを使います。中央→目頭→目尻と部分ごとに分けて熱を与えるとうまくいきますよ。
このように、ビューラーである程度カールをつけてからホットビューラーを使うことで、カールが癖づけられます。
さらに、マスカラの後にホットビューラーを使うことで、ダマを防ぐ効果も期待できるんです。
ガッツリまつ毛をあげつつカールキープさせたいなら、ぜひビューラー、ホットビューラーの併用を試してみてください!
まとめ
今回はそれぞれのメリット・デメリットをもとに、ビューラーとホットビューラーはどちらがいいのかについて解説しました。
ビューラーには、カールキープの面で劣るものの、根本からまつ毛を立ち上げられるという特徴があります。
一方、ホットビューラーは単体で使用するとカールが緩やかになってしまいますが、扱いが簡単でカールキープもしやすいです。
このように、ビューラーとホットビューラーでは得意・不得意なことが異ります。
どちらが最適かはケースによって変わってくるので、自分に合う方を選ぶのが重要なんですね。
もし両方のメリットを活かしたい場合は、今回ご紹介したようにビューラーとホットビューラーを併用するのがよいでしょう。
シチュエーションに応じて両者を使い分けながら、それぞれのよさを活かしてまつ毛メイクを楽しんでくださいね。
以上、まつなでした☘️
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